イーサリアムの4つのアップデートについて

イーサリアム(Ethereum)
ランキング:2位
運用開始日:2015年
作者   :Vitalik Buterin、Gavin Wood
時価総額 :6.6兆円
1コイン  :約7万円
記号   :ETH
>>公式HP

イーサリアムとは

数ある暗号通貨の中でもビットコインに次ぐ時価総額2位の暗号通貨です。
イーサリアム自体はビットコインのような「通貨」ではなく、「イーサリアムプロジェクト」と呼ばれるプラットフォームの総称です。
またプラットフォームでは、Ether (ETH) という内部通貨が使用されています。
トヨタ自動車、三菱UFJ、マイクロソフト、JPモルガンなど多くの企業が、エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)に参加していています。
イーサリアムのスマートコントラクトの仕組みをビジネスに活用していくことを目指しています。

イーサリアム(ETH)の概要

イーサリアムは発表当時は19歳だったヴィタリック・ブテリンによって提唱されたイーサリアムプロジェクトというブロックチェーンです。
イーサリアムは「スマートコントラクト」と呼ばれる取引に契約内容をブロックチェーンに取り込む技術を採用しています。
このイーサリアムで使われているスマートコントラクトが数多くのICOでも使われています。
またイーサリアムのアルゴリズムは現在では、ビットコインと同じプルーフオブワーク(PoW)が採用されていますが、将来的にはプルーフオブステーク(PoS)に移行が決まっています。

イーサリアム上で仮想の猫を育成

イーサリアムのブロックチェーン上で、猫を育成するゲームが登場しました。

公式サイトはこちら

イーサリアムのキーワード

・プラットフォーム型
・スマートコントラクト

1.プラットフォーム型
イメージしやすいのはマックやウインドウズのようなOS(オペレーティングシステム)です。
ICOの発行などは、イーサリアムを使って開発されているため、ICOを購入するときのはイーサリアムで支払うこともあります。

2.スマートコントラクト
ビットコインでは、ブロックチェーン上に送金履歴を記録するのし対し、イーサリアムではブロックチェーン上に任意の契約(コントラクト)を記入することができます。
改ざんできないブロックチェーン上に契約条件を載せるというものです。
この機能を「スマートコントラクト」といいます。

いつ誰に、いくら送金し、着金されたら、モノを受け取れるという決まり(証明書)を記録(発行)することができます。
このように契約を自動化してしまうことで、スマートコントラクトは「契約の自動化」とも呼ばれています。
インターネット上のコンテンツのコピー防止や、所有権の移動の透明性を実現したり、今後様々な用途として注目を集めています。

イーサリアムアライアンス(EEA)とは

イーサリアムの技術を企業に取り入れようとする動きも盛んで「イーサリアムアライアンス」という企業連盟を結成し、マイクロソフト、トヨタ、三菱UFJなどの一流企業も、この「イーサリアムアライアンス」に賛同して話題になりました。
マイクロソフトがイーサリアム基盤のブロックチェーンを導入したことでも有名です。

イーサリアムのハードフォーク

イーサリアムは4つのステップを踏んで、ハードフォーク(アップデート)されていきます。
今回の「メトロポリス」は、3段階目のハードフォークです。

<イーサリアムの4つのハードフォーク>
1、フロンティア(Frontier)終了
2、ホームステッド(Homestead)終了
3、メトロポリス(Metropolis)今回
4、セレ二ティ(Serenity)

メトロポリス(Metropolis)では主に重要な4つの項目がアップデートされます。

①セキュリティ強化

過去に「THE DAO事件」で360万ETHものイーサリアムがハッカーに盗まれました。
このような事件が起こらないようにイーサリアムのセキュリティの脆弱性をなくすためにネットワークの強化と、ユーザー自身で秘密鍵を持てるようなマスキングシステムを組み込んで、セキュリティの強化を図ります。

②プライバシー保護強化

セキュリティと同様にプライバシー保護も重要視されています。
ユーザーが秘密鍵を持つアドレスを決められるようになることで、イーサリアムの取引におけるセキュリティの向上が図れます。
具体的には、匿名性が高いとされているZcashと共に開発した「ゼロ知識証明」が実装されます。

③スマートコントラクトの簡略化によるコスト削減

イーサリアムの根幹になっているスマートコントラクトでのシステムの簡略化により、プログラマーの負担を軽減します。
また、スマートコントラクトで使用さるガス(取引に使われる燃料)が調整できコストを節約できるようになります。

④イーサリアムのマイニング方式移行(POW ⇒ POS)のための準備

イーサリアムのマイニング方式を、従来のPOW(プルーフオブワーク)からPOS(プルーフオブステーク)に変更するための準備がなされます。
POW(プルーフオブワーク)とはビットコインのマイニング方式で、取引を成立させるために大量の電力を消費します。
イーサリアムでは取引量の増加に伴い、個人のパソコンでマイニングできるPOS(プルーフオブステーク)を取り入れようとしています。

イーサリアム(ETH)の相場と価格推移

イーサリアム(ETH)は、2014年9月のプレセール時の価格は26円でした。
その後、THEDAO事件などの大きな転換期を乗り越え2017年1月には約900円の価格をつけていました。
2017年に入ってから今日までに、70倍近くに価格が値上がりしています。

イーサリアムの将来性について

イーサリアムは、メトロポリスに続きセレ二ティというアップデート(ハードフォーク)が控えています。
イーサリアムの将来性を考えると長期で見れば価値を伸ばしていく暗号通貨の一つだと思います。

イーサリアムが購入できる取引所

日本でイーサリアムは、取引所のコインチェックザイフで購入することができます。

コインチェックは、スマートフォンのアプリもあってとても使いやすいです。
特に仮想通貨初心者の方にもおすすめできる取引所です。

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